うちには先祖代々の大きな仏壇と、極めて身近な家族のみの新しい仏壇があります。

こんな形態があればいいのにと思う仏壇

こんな形態があればいいのにと思う仏壇

39才、女性のエッセイ : うちには先祖代々の大きな仏壇と

うちには先祖代々の大きな仏壇と、極めて身近な家族のみの新しい仏壇があります。
何故そうなるかというと、私の生まれた家は分家だったので、若い兄弟が亡くなった時、新しく購入する必要があったからです。
その後、親の里の祖父母が亡くなってしまい、その実家の仏壇をも管理せねばならなくなったためです。
このような事情を抱えるご家庭は多いことでしょう。
新しい仏壇は、昔ながらの黒檀の艶艶した表面に、きらびやかな金飾りがついているような、いかにも仏具のような感じでありません。オークの木を使ったシンプルなデザインで、丸太のようにゆるやかなカーブのある円柱で、ガラスの扉がついています。実にモダンなデザインなので、部屋のインテリアの一部にも見えるのです。
位牌も、仏壇に合わせたシンプルな形で特注されています。
最近は、若い人向けに、このようなあまり圧迫感のないデザインが流行っているとのことです。
本格的な旧式のお仏壇は、立派なものですとお値段も二十万、三十万円もかかってしまいます。
しかし、最近はコンパクトなミニ仏壇も見かけます。
私が欲しいなと思う仏壇は、トランク式で持ち運べるようなタイプです。
ご両親が亡くなったけれど、部屋が狭いので仏壇が買えず、位牌だけをそのまま棚の上に飾っているという若い方が、以前テレビに映っていました。
その方は、派遣で働いて社員寮にいるので、当然ながら仏壇なんて買っても置くのに困るわけです。
これは出張のお仕事が多い方も同じでしょう。
不意の震災が生じた時にも、携帯できるほどの仏壇があったとしたら、とても便利だと思うのです。
毎朝毎晩、仏壇に手を合わせることで、心の平穏を保つことができますから。

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